支援活動について

シアヌーク病院

シアヌーク病院

カンボジア王国プノンペンにあるシアヌーク病院は、1996年12月に建設されました。貧困に苦しむカンボジアの人々のための、「無料」で「高度」な医療サービスを提供する24時間体制の医療施設です。同時に、医療スタッフが絶対的に不足している状況を改善するため、カンボジア人医療スタッフの教育、臨床トレーニングを行う場ともなっています。

現在までに、約87万1千人以上のカンボジア人が治療を受け、重篤な患者が毎年数千人以上救済されています。(2008年2月現在)

シアヌーク病院

カンボジア王国は、ポルポトによる残虐行為で、多くの知識階級が殺され、その中には医師や看護師が多数含まれていました。現在、カンボジアの医師は国民30,000人当たり1人(日本は500人に1人)という厳しい医療環境にあり、国家再建に取り組むカンボジア王国にとって、医療施設は極めて重要なのです。こうした背景から、2階建て、40ベッド、緊急集中治療設備を擁した近代的病院が誕生しました。

発足後は、世界各国の医師や看護婦が、続々と医療ボランティアに参加。また各国の医療メーカーや病院からも医療機器や医療消耗品の寄贈が続いており、安定的な運営資金提供によって、「24時間」「無償」の医療施設として機能しているのです。

シアヌーク病院

現在、シアヌーク病院には外国から20名の医療スタッフが参集。170名のカンボジア人スタッフを教育しながら、年間約10万人の診察を行っています。また、カンボジア王国においても深刻な問題であるHIV 患者の治療にも積極的に取り組んでいます。

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在福岡カンボジア王国名誉領事館

  • 開館日 月曜日~金曜日
  • 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
  • 開館時間 9時半~12時半

年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。

開館時間 9:30~12:30
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